常陸太田市のイクメンシリーズ 第4回
イクメンシリーズでは、常陸太田市で子育てに奮闘するパパをご紹介しています。
第4回は、常陸太田市地域おこし協力隊の橋本大輝(はしもと ひろき)さんに4歳2ヵ月の長女、あかりちゃんと1歳4ヵ月の長男、大雅(たいが)くんの子育てについてお話を伺いました。橋本さんは、山口県下関市の出身です。奥様の実家が常陸太田市内にあり、新型コロナウィルスの影響もあり2020年9月に東京から移住してきたそうです。
橋本大輝(はしもと ひろき)さん(35歳)
常陸太田市地域おこし協力隊
[長女]あかりちゃん(4歳2ヵ月)
[長男]大雅(たいが)くん(1歳4ヵ月)
■子どもたちについて

長女のあかりは、恥ずかしがり屋で、知らない人がいると照れてしまうことがあります。私たち夫婦が津軽三味線の演奏や民謡を歌ったりしていた影響で、見様見真似で「東京音頭」などの民謡を口ずさむようになっていました。
次男の大雅は、やんちゃな子です。好奇心が旺盛で、自分が悪いことをしていると分かっていてもニヤニヤと笑いながら逃げたりするいたずらっこです。
■子どもたちへの願い
子どもたちには、自分のことを自分で決められるようになってほしいです。「こうしなさい、あぁしなさい」と指図することはできるだけ避けたいです。もちろん、常識的なことは、子どもに教えるべきだと思いますが、将来の進路や生き方などを強要したくはありません。
■家事の分担と育児

家事の役割については、特に決まっていることはありません。暗黙の了解で、私の役割は、お風呂掃除や、ゴミを集積所に出すことです。あと、気付いた時に掃除等をできるだけするようにしています。
妻が食事の用意をしているときなど、子どもたちの遊び相手をしていますが、大雅が母親に対する「後追い」があって、言うことを聞いてくれないこともあって、なかなか大変です。
■常陸太田市の魅力
常陸太田市に引っ越してきてから約3か月が過ぎましたが、「のどかさ」が気に入っています。豊かな自然の景色を眺めていると、東京に比べてゆっくりと時間が流れているように感じられます。
子育て面では、保育園の園庭が広く、子どもたちがのびのびと遊べたり、思いっきり走ることができる環境がとてもありがたいです。
都会のようなレジャー施設は少ないですが、代わりに無料で遊べる自然豊かな場所が多いところも魅力の一つです。
■家族全員が笑いあえる家


笑顔があふれていて、喧嘩や隠し事がない関係が理想ですね。楽しく団らんできる家庭と、険悪な感じでピリピリしている家庭では、子どもたちの心と体に大きな差がでてくると思います。家庭内でのいざこざをできるだけなくして、笑いと団らんを作ることを心がけています。もちろん夫婦間で、お互いの意見が合わずに怒りたくなる時もあります。そんな時は、まず相手の話を聞きながら、自分の気持ちが落ち着くまで待つようにしています。
これは、子どもたちに対しても一緒です。何か腹立たしいことがあったとしても、とりあえず、気持ちを落ち着けるようにしています。
ただ、嘘をついたり、言い訳をしたり、何かごまかした場合のように、言葉や行動に誠意が感じられない時には、しっかりと叱るようしています。
■かけがえのない「学び」

当たり前のことかもしれませんが、この子たちがいたからこそ、今の私がいます。そして、だからこそ、仕事や家庭をはじめ様々なことで、自分自身を「高めよう」と思うことができます。
私にとって子育ては、様々な経験を通じて自分自身の成長を後押ししてくれるような「学び」です。子どもたちがいるから、いろいろな気づきがあり、それを活かしながら「もっと頑張ろう」と日々のやる気へつなげています。