恵方巻をつくろう
飛田 伯弘さん
節分にその年の恵方に向かって海苔巻きを食べると福を呼び込む、とされる恵方巻きの風習は、関西が発祥と言われています。2021年の恵方は「南南東」です。今月は金井町にある寿司善のご主人、飛田 伯弘(とびたのりひろ)さんにお子様向けの恵方巻きの作り方をお教えていただきました。
恵方巻き
材料(恵方巻き4本分)
- のり 半切り4枚
◇シャリ
- お米 2カップ
〇寿司酢(市販のものでも構いません)
- 酢 68㏄
- 砂糖 28g
- 塩 8g
◇具材
- きゅうり 半分
- レタス 1枚
- ハム 4枚
- カニかま 6本
- のりの佃煮 大さじ2
〇厚焼き卵
- 卵 2個
- 水 10㏄
- 砂糖 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
〇ツナとコーンのマヨネーズ和え
- ツナ缶 大さじ2
- コーン缶 大さじ2
- マヨネーズ 大さじ2
作り方
【01】恵方巻きに巻く具材の下ごしらえをします。
※半切サイズ海苔の幅(約10センチ)に合わせて材料を切ります。
- 4枚のハムを半分に切ります。
- あらかじめ用意しておいた厚焼き卵を縦長4つに切ります。
- きゅうりも縦に4等分に切ります。
- レタスを4つにちぎります。
- カニカマは6本中2本を半分に切り、長さを合わせて使います
・ツナとコーンをボウルに移し、マヨネーズで和えます。
ポイント
和える前に、ツナとコーンの水気をキッチンペーパー等で拭き取りましょう。
【02】巻きすに海苔とシャリを置きます。
写真左上)海苔を置きます。
写真右上)あらかじめ用意しておいた、シャリを置きます。
写真左下)シャリを手で厚さ1センチ弱程度に広げます。
写真右下)のりしろにするため、海苔の奥側、約1.5センチはシャリを広げずに空けます。
ポイント
シャリは手を使い置くことをおすすめします。しゃもじ等は、厚さの加減が難しくなります。その際、手の消毒も忘れないでください。
【03】具材を置きます。
・海苔の佃煮をシャリに塗り、その上にきゅうりを1つ置きます。
・半分に切ったハムを2枚、厚焼き卵、レタス、カニカマを1本半、そして、ツナとコーンのマヨネーズ和えを置きます。
※きゅうりやハムなどの形がくずれにくいものは、お子さんにも簡単に置けます。ぜひ、一緒に楽しんでみてください。
【04】巻きすで巻きます。
写真左上)きゅうりを軸にして、具材をおさえながら巻いていきます。
写真右上)のりしろまで巻き、おさえて形を整えます。
写真左下)巻きすの端を持ち上げて、寿司を転がすよう奥側におくります。
写真右下)もう一度形を整えます。
ポイント
手に付きやすいツナとコーンのマヨネーズ和えは、巻くときにレタスで包むようにしましょう。
・巻き上がりです。
【05】皿に盛りつけて、完成です。
★恵方巻き(巻き寿司)の切り方
本来、恵方巻きは切らずに食べるものですが、巻き寿司のきれいな切り方もお教えいただきました。
ポイント
切る前に包丁を濡れ布巾で拭きましょう。包丁を湿らせると、シャリが付きにくくなります。
写真左上)包丁の柄に近い部分を恵方巻に添えます。
写真右上)刃全体を使うように引き、
写真左下)刃先を恵方巻きに残します。
写真右下)押すように切り下ろします。
ポイント
「引いて、押す」の2回で切ります。包丁を何度も前後させて切るとシャリや具材が崩れてしまいます。
お子さん向けにアレンジした恵方巻きはいかがでしたか。海苔巻きに入れる具材はアイディア次第です。お好みに応じていろいろな材料が使えます。これを期に、オリジナルの巻き寿司に挑戦してみるのも楽しいかもしれません。どうぞ、お子さんと一緒にお試しください。
寿司善
〒313-0016 常陸太田市金井町3673
TEL 0294-72-1338
Instagram https://www.instagram.com/sushizenn/?hl=pt