親子でボルダリングに挑戦しよう
寒い日が続くと、暖かい室内の居心地が良くて、外出や運動の機会が少なくなる方も多いですよね。そこで、気分転換と運動不足解消に、お子さんとボルダリングに挑戦してみませんか。今回ご紹介するボルダリング体験は、令和2年11月掲載号「そば打ちをしよう」でご協力いただいた、「かなさ笑楽校」の体育館で体験できます。
ボルダリング体験で、身体を動かし寒さを吹き飛ばしましょう。

■ボルダリング
ボルダリングは、ロープなどの道具を使わずに「ホールド」と呼ばれる壁に配置されたカラフルな人工の石(突起)を手で掴んだり、足場にして壁を登っていくスポーツです。
特別な道具が必要ないので、ボルダリング施設に行けば、手軽にチャレンジできます。
■ボルダリングで身体を鍛え、考える力も身につけよう
身体が鍛えられる
ボルダリングは、主に腕の力を使って壁を登るイメージですが、全身の筋肉を使うスポーツです。特に壁を登る際は、身体を支える手足のバランスが重要で、体幹が鍛えられます。また、腕や足を大きく広げて登ることもあるので、身体の柔軟性も増します。
思考力、想像力、集中力が養われる
特にコースやルートが指定されていないボルダリングウォールでは「どうしたらゴールのホールドまで行けるかな」と考えながら登り、ゴールできなかったとしても、自分の登り方を振り返り、次回はどうすれば良いかも考えるので、想像力と思考力が必要です。また、指定されたルートを登っていても、気を緩めると失敗するので、集中力も養われます。
■「かなさ笑楽校」でボルダリングにチャレンジしよう
ボルダリング体験の初回利用時に、管理者の方から施設の利用方法と注意事項が説明されます。ルールを守って楽しみましょう。

・体育館のステージ上に設置されているボルダリングウォール

ボルダリングウォール(壁)の傾斜は、正面左から115度、103度、90度の3種類があり、高さはそれぞれ4mです。また90度の壁の右側面には、主に小さなお子さん(未就学・低学年)向けに高さ2.2mの低い壁もあります。
壁面には、手や足をかける、色とりどりの「ホールド」が設置してあります。「ホールド」の横には難易度によって色分けされたテープが貼ってあり、ホールドの色、そして、テープの色と番号が登るコースになります。
難易度を示すテープの色は、以下の5つです。
◇白テープ:ビギナー向けコース
◇オレンジテープ:初級コース
◇赤テープ:中級コース
◇青テープ:上級コース
◇紫テープ:ベテラン向けコース

・90度の壁面。◇白テープ2番:ビギナー向けコース
各コースのテープには、スタートを意味する「S」とゴールの「G」の印があり、「S」に手をかけて登りはじめ、「G」を目指します。

写真上)◇白テープ2番:ビギナー向けコースのゴールホールド
写真下)◇白テープ2番:ビギナー向けコースのスタートホールド
※スタートのホールドが2か所あるコースは、両手を使ってスタートします。
小さなお子さん(未就学・低学年)向けの高さ2.2mの壁面には可愛らしいイラストがあり、コース設定も分かりやすくなっています。
また、全ての壁の各所に、「バナナ」、「カメ」、「魚」など、可愛いらしキャラクターの「ホールド」が点在していますので、ホールドの形や特徴を観察しながら登るのも楽しみ方の一つです。

■ボルダリング体験での注意点
同時に登れる人数は90度、103度、115度の各傾斜の壁に1人ずつ、合計3人までです。90度の壁の右側には2.2mの低い壁が交差していますが、2面合わせて同時に上れる人数1人です。
壁の下には、安全ショックを和らげるための厚手マットが敷いてありますが、原則としてゴール後は、飛び降りずにホールド使い降りてください。その他、詳細な注意事項は掲示されています。ボルダリングを行う前に必ず、ご一読ください。
※施設の管理者は常駐しておりません。安全管理は、利用者個人の責任で行ってください。
■ボルダリング無料体験会
毎月1回、インストラクターを招いて、ボルダリングの無料体験会を行っています。体験会では、インストラクターによる各ルートの登り方のデモンストレーションを始め、壁を攻略するための身体の使い方を教えてもらえます。
まずは、無料体験会から始めるとボルダリングの楽しさを、より実感できるのではないでしょうか。

「かなさ笑楽校」では、ボルダリング体験のほか、竹細工体験やドラム缶風呂体験など、様々な体験メニューを行っております。
詳しくは、お問い合わせください。
申込み方法 |
電話にて受付 電話番号 0294-76-9899 事前予約制 随時(状況により当日でも受付可能) |
---|---|
内容 |
ボルダリングウォール(高さ4m・2.2m)でボルダリングが体験できます。 ※初回利用時のみ管理者からの説明あり |
場所 |
「かなさ笑楽校」 〒313-0103 茨城県常陸太田市下宮河内町820 |
施設利用時間 |
9:00 ~ 17:00 |
休校日 |
火曜日(火曜祝日の場合は翌日) |
対象者 |
どなたでも(初心者・子ども用の壁あり) |
料金 |
施設使用料として600円/時間 (宿泊者は無料) |
定員 |
1名様から申込み可能 |
準備物 |
体育館用シューズ(上履き) |
HP |
https://kanasahurusato.jp/ |
※毎月1回開催される「ボルダリング無料体験会」についての詳細は、お問い合わせください。

「かなさ笑楽校」に設置されたボルダリングウォールの難易度は、通常のボルダリング施設の設定よりも登りやすくしてあるそうです。まずは、お子さんと一緒に体験してみましょう。体力の増強はもちろん、お子さんと一緒に自分達の考えたオリジナルルートをイメージすると、思考力や想像力の良い刺激になります。
金砂ふるさと体験交流施設 かなさ笑楽校
〒313-0103 茨城県常陸太田市下宮河内町820
TEL/FAX 0294-76-9899
HP:https://kanasahurusato.jp