子育てじょうず常陸太田 助産師・保健師によるサポート

子育てじょうず常陸太田 助産師・保健師によるサポート

 

出産後、赤ちゃんと一緒の生活が始まります。特に初めての出産を経験された方は、授乳の分量やタイミング、発育の状態など、分からないことや不安なことがあるのではないでしょうか。
令和3年9月掲載号「妊娠おめでとう ~妊娠が分かったら~」でご紹介したように、常陸太田市では、妊娠から出産及び子育てにかかる健診・医療助成のほか、出産後のご家庭に、助産師・保健師によるサポートを実施しております。
今回は、助産師・保健師がご自宅へ伺う「こんにちは赤ちゃん訪問」、助産師に育児の悩みや心身の不安などを相談できる「ひたちおおた助産師なんでも相談」についてご紹介いたします。

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こんにちは赤ちゃん訪問

 

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(質問者)
1か月ほど前から、自宅で赤ちゃんとの新生活が始まりました。
育児は、新しい発見の連続です。

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おめでとうございます。赤ちゃんのお世話は順調ですか?

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(質問者)
はい。
ただ、近所に相談できる両親や親しい友人がいないので、少し心細いです。

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助産師や保健師がご自宅に伺う「こんにちは赤ちゃん訪問」には申込まれていますか。
赤ちゃんとお母さんの健康状態や、育児の不安や悩みなど、些細なことでもしっかり話を聞いてくれるので、とても頼りになりますよ。

常陸太田市では、生後4か月までのお子さんがいる全家庭に対し、助産師または保健師が無料で訪問を行っています。育児の悩みや不安をお聞きし、赤ちゃんを迎えたご家族をサポートいたします。
訪問先のご家庭からは、「赤ちゃんの成長度合いを知ることができてよかった。」「乳児健診や予防接種の受け方についてもアドバイスをもらい安心しました。」「上の子の赤ちゃん返りが大変だった時にみてもらいました。生まれた赤ちゃんと一緒に上の子のことも相談できてありがたかったです。」などの声が届いています。また、担当の助産師・保健師は、訪問先の赤ちゃんとお母さんを、一人ひとり覚えています。再会した時に、「あの赤ちゃんがこんなに大きくなったんだ!」と嬉しくなるそうです。
産後のお母さんは、心身ともに不安定になりやすいので、ご自身の気持ちや体調のこと、そして、赤ちゃんに関して気になることがあれば、ご相談ください。

◇訪問内容

~赤ちゃんの身体測定~

出生時の測定結果と訪問した時を比較し、赤ちゃんの発育の状態を知る事ができます。
必要に応じて、授乳の方法など栄養面の指導を行います。

~育児や母親の心身などの相談~

育児に関する質問や不安、また、主に母親の心と体の悩みなどを伺います。例えば、授乳の量や方法、ご自身と赤ちゃんの体重の変化、また、里帰り出産から自宅に戻り、環境の変化に伴う心配事など、助産師・保健師が不安を軽減するためのアドバイスをいたします。

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◇申込方法

出生届の際、子育て世代包括支援センターの保健師が面談を行い日程の調整をいたします。また、ご都合に応じて、電話(0294-72-1100)、FAX(0294-72-5150)、インターネット(http://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/page/page000053.html)でもお申込できます。「こんにちは赤ちゃん訪問」の実施は、生後1か月~2か月頃が目安です。
※申込期間は、出生後3か月以内(出生後3か月以降の申込は、お問い合わせください)

ひたちおおた助産師なんでも相談

 

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(質問者)
「こんにちは赤ちゃん訪問」で、助産師さんに育児の不安や悩みを相談したらとても安心できました。
今後の育児についての相談ができる「ひたちおおた助産師なんでも相談」というものがあると聞きましたが、どのような内容ですか?

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「ひたちおおた助産師なんでも相談」は、助産師さんに無料で3回まで育児などについてご相談いただける施策です。悩みは抱え込まないで、早めにご相談ください。

「ひたちおおた助産師なんでも相談」は、育児で生じるご家族の疑問や不安を1つでも多く解消するために、常陸太田市が独自に行う施策です。妊産婦1人につき3回までご利用できます。なお、利用回数は、お子さんの人数により変わります。例えば双子のお子さんの場合は6回までとなります。
「ひたちおおた助産師なんでも相談」を受けた方からは「授乳の仕方と分量が不安でしたが、助産師さんが実際にみてくれたので安心できました。」「赤ちゃんの体重の増え方とミルクの量についての指示をいただきました。」「ベビーマッサージは親子で一緒に楽しめました。」などの感想をいただいています。また、担当の助産師からも「不安な表情だったお母さんたちが、話を聞いたり、ケアをすると笑顔になるので嬉しいです。やりがいを感じます。」などの声が届いています。
「ひたちおおた助産師なんでも相談」は、ご家族が安心して育児ができるようにサポートをいたします。2人目、3人目を出産したお母さんも、気になることがございましたら、お気軽に助産師にご相談ください。

◇主な相談及びケアの内容

~授乳~

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赤ちゃんに栄養を与えるだけでなく、親子の愛情を育む大切なコミュニケーションでもある授乳。その一方で「母乳がちゃんと出ているのか気になる。」「ミルクの量は、どのくらい増やせばいいの?」など、このような悩みや不安を実際に赤ちゃんの様子を見ながら、相談やケアに応じます。

~発育と発達~

「発育」は、身長や体重など身体の成長を、「発達」は、寝返りや言葉の話し始めなどの機能的な成長を指します。助産師なんでも相談では、身体測定による発育や、月齢に沿った発達の確認ができます。発育・発達は個人差がありますが「体重はちゃんと増えているのかな?」「首がすわっているのか分からない。」と悩む前に、ご相談ください。

~卒乳~

赤ちゃんが自然に母乳やミルクから卒業することを卒乳と言います。いつか必ず訪れる子どもの成長の証です。卒乳の時期は家庭によってさまざまですが、職場復帰のためや体の負担を減らしたいなどの理由から、卒乳の時期を計画的に決めたい場合もあるのではないでしょうか。卒乳時期の目安や方法を助産師と一緒に計画しましょう。

 

その他、「ひたちおおた助産師なんでも相談」は、育児に関する悩みやお母さんの体調と気持ちのケアなどの相談に応じます。

◇申込方法

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母子手帳交付の際に配布した「ひたちおおた助産師なんでも相談受診券」に記載の「対応助産師一覧」から希望する助産師をお選びいただき、電話にて日程の調整をしてください。
なお、常陸太田市外で里帰り出産をした場合でも、県内であればご利用可能です。

※対応助産師一覧に記載されている助産院や相談室以外の施設でのご利用はできません。
※常陸太田市から、転出された場合はご利用できません。

[お問合せ窓口]
常陸太田市子育て世代包括支援センター 「ここキララ」
住所 〒313-8611 常陸太田市金井町3690 常陸太田市役所 分庁舎1階
電話 0294-72-1100(直通)・0294-72-3111(内線164)
FAX 0294-72-5150

 

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生後4か月までの乳児がいる全てのお宅へ助産師・保健師がお伺いする「こんにちは赤ちゃん訪問」、そして、常陸太田市独自施策「ひたちおおた助産師なんでも相談」をご紹介いたしました。
今後も「乳児医療機関健康診査」や「予防接種」など市が実施している「子育て上手 常陸太田」のさまざまな施策をご紹介していきますので、ぜひ子育てにお役立てください。

 

※この記事は、令和3年度に実施している制度等をまとめたものになります。内容が変更されている場合がございますので、最新の状況についてはお問い合わせ窓口にご確認ください。

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